最近は物価の値上げだけではなく、企業の業績の悪化など、暗いニュースばかりが耳に入ってくる。
今までは何とか切り詰めて生活していたものの、切り詰めるのも限界に達してきている。
こんな風に感じるのは私だけではないような気がするが、どうなんだろう。
政治家は口をそろえて経済対策、生活救済を唱えているが、どこまで本気なのか、本音の部分が見えて来ない、
どうしても選挙前の受け狙いにしか思えない。
おそらく、ギリギリの生活でその日を何とか乗り切っている経済弱者の事が解っていないのだろう。
バブルに浮かれた企業のつけが、一生懸命まともに仕事をしてきた者に回ってくるのは、どうしても許せない気がする。
こんな経済情勢で、今よりも良い仕事環境への転職を果たすのは非常に難しくなってきている。
給与は上がるどころか目減りし、ボーナスなんてはなから期待できない会社は多いのではないか。
ワーキングプアという呼び方が定着して久しいが、本当に一生懸命働いている人が報われる時代が来る事を願うばかりである。
よく、ワーキングプアやフリーター、ニートの人たちが正社員として働いていないことを本人の自覚の問題や能力不足にすり替える人たちがいるが、自分がその状態になってみれば気がつくはずだ。
切り捨てるのは簡単だろうが、切り捨てられて将来に夢も希望も持てなくなってしまっている人がいかに多いことか。
トンネルの出口を探してさまよい続けているが、早くトンネルを抜け出したいと思っている。