転職したい、転職せざるを得ない、転職にはいろいろ理由があるが、どのような理由であっても転職に成功すれば当座の生活に困ることない。
しかし、だれもが転職に成功するわけではない。
正社員として仕事に就きたいと思っていても、なかなか実現できず、やむを得ず派遣での仕事を選ばざるを得ない場合もある。
最近図書館に行ってびっくりしたことがある。
派遣切りの問題が2009年になって大きくクローズアップされたが、その関連の本が急に増えた。
派遣切りに困っている人が、その関連の書籍を置いてほしいとの要望を出したのかどうかは不明だが、確かにその関連の本が増えている。
世間では新型インフルエンザの話題に関心が集まり、ニュースも報道の中心をインフルエンザ関連に移している。
しかし、派遣切りの問題が解決したわけではない。
まだまだ水面下では大きな問題として根付いている。
現在派遣で働いていて、いつ派遣打ち切りを通告されるか、びくびくしている人も多い。
今手元に図書館から借りてきた「どうする派遣切り2009年問題」がある。
まだ読み始めたばかりだが、すさまじい現状を垣間見た気がする。
だれに頼ることもできない、ワーキングプアを見捨てるような社会であってはならない気がする。